得意科目や得意なことは社会で生きるための自信や武器になる
最近読んだ中で1番の本を紹介します。
「金の角を持つ子供たち」 藤岡陽子著 集英社文庫
中学受験をする子供と家族、塾講師の話で、加地という塾講師の言葉が熱い!
「俺が塾講師をしているのは、子どもたちに勉強を諦めてほしくないからだ。純粋に学力を上げて、この社会を生きるための武器を持たせてやりたいと思っている」
私は学生のとき英語は得意でしたが、数学は苦手でした。英語は塾に通っていたので、よくわかって楽しかった。
大人になって思ったのは、英語と同じように塾に通っていたら、数学ももっとできたかもしれないということでした。そして多分多くの子どもが、苦手科目を勉強しなければならないことはわかっているけれど、何をしていいのかわからないのじゃないかと思いました。その気持ちが、塾を始めた動機のひとつです。
私は英語が得意だったおかげで、少しは自分に自信が持てました。勉強をがんばり、成績を上げることによって自分に自信を持ってほしいと思います。その自信が社会で生きていくための武器になると思います。
子どもによっては、ピアノや絵を描くことが武器になる子もいます。スポーツやプログラミングが武器になる子もいます。
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