小学生高学年の算数《親にできること》
小学生の算数は学年が上がるにつれて割合や比など抽象的な問題が多くなってきます。抽象化が理解できるように、家でできることを紹介します。
簡単にできるのはしりとりゲームです。ただのしりとりではなく、しばりがあるとよいとよいです。たとえば、昆虫名前だけしりとり、感情を表す言葉だけしりとり、地名だけしりとりなどです。分けることを意識することによって、蝶、バッタの具体的なものが昆虫類と言う抽象的なものにくくられると理解できます。
お手伝いをさせるときも、冷蔵庫にあるもので何が作れるか考えさせるとよいです。
つまり正解が1つでないものを、楽しんで考えてみてほしいのです。せかさないでゆっくり考えてさせてほしいです。
宿題を見てやるときも同様です。最近は答えが1つじゃない問題が多いです。子供が自分で考えることはとても大切です。
逆に小5くらいから丸や四角を使って式を作るという問題が出てきます。そういう問題に悩んでいたら具体例をあげるとすんなりと理解します。
小学生、中学生はまだ抽象的な事柄を理解することは難しいですが、具体と抽象を行ったり来たりして徐々に理解が深まっていくと思います。
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